解離性同一性障害の当事者です

現在解離性同一性障害(多重人格障害)を患っています。精神科受診歴14年。既婚。50歳。女。無職です。

脳の中にはちよっとしたリゾート風の丘があり、カフェがあり、木立や池があり、現在は10人ほどの人々が何事か活動をしています。

長年のことで、このような自分の脳が病気だとは全く思っていませんでした。

全ての人間の脳はこのようであると信じて暮らしてきましたから、病識を得るまでがたいへんな道のりでした。

解離性同一性障害(以下DID)には幾つかの症状のパターンがあります。私の場合はスイッチングでブラックアウトすることはまれで、一見普通の人間のように振る舞うことが出来ています。

ある種のストレスがトリガーとなり、バランスを崩すDID発作を起こして、感情のコントロールを失ってしまう事があります。

今月に入り、1人のメイン人格の消失がありました。初めての経験でした。日に日に喪失感が強まります。吐き気がします。

離人症症状というものに似ているのかもしれませんが、自分がなんというかなにか相互索引だけのような、とにかく自分というものが消えている、そのうえ、自分の周囲で起こっている現実が遠くつかみどころがなく、

極端ですが、生きているという感覚がないという感じにとても近い。

こうしてブロクをアップしているのだから、まあ、生きているわけだ、と考えています。

DIDの治療指針の一つに、統合があります。

もしこれが統合というものなら、長年メイン人格と認識してきた人がいなくなってしまうものなのかと当惑しています。今でも脳の中の何処かにいるのではないかと熱心な捜索を続けてはいます。

今月、

主治医の勧めもあり、

ぜひとも同じ病気の人と、治療スキルの交流をしたいと思い、はてなを始めました。

よろしくお願いいたします。

頭痛も辛くありませんか?

わたしはひどいときは整形で後頭ブロック注射をします。

どなたか当事者または関係者の方と交流がしたいです。

取り急ぎ、要点のみの簡素な文章となりましたが趣味は読書と音楽鑑賞、ジョギング、鉄道旅行です。

今はまっている音楽はクロンチョン。古いインドネシアの音楽です。打楽器を使わないユニット、アナログ音に毎日癒されています。

病気の事ばかりでなく、日々のつれづれも書いていきたいと考えています。

では、今日はこのへんで。

ではでは。よろしこです。

2016.6月よりDID関連のページを改めました。こちらにアクセスをお願い致します。 http://georgepatrick.hatenadiary.com/