ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

おはようございます。日に日に朝が冷え込みます。冬って何を着て走ればいいのかな。冬、ジョギングで検索すればいいのかな。

今日はちょっと暗い感じです。僕はもともとエンリオ・モリコーネがとっても好きなんですが、一番好きなのは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」で、映像はもう十年以上観てないんですが、あの悲しげなメロディはしょっちゅう頭の中で流れます。

デ・ニーロよりもジェームズ・ウッズがだんぜん好きですね。ときどきアウトレットとか大きいイオンモールとかで、ジェームズ・ウッズ顔のおじさん見ますよ。日本人にもいますよね。三白眼で頬がこけてて、笑う時顔の片側がつりあがる。

ジェームズ・ウッズは演技もよかったけどやっぱ顔かな。

話は変わって、新しい土鍋を買いました。ホームセンターで五百円。極小サイズです。基本オートミールのスチールカット(挽き割り)を軟らかく煮るために買ったんですが、オートミールは一回煮ると三日は食べるんで、空いてる時間にこの小さい土鍋でチゲ作りました。

チゲにもいろいろありますが、簡単なのはスンドゥブですね。

僕は軟らかい絹ごしでいきます。普段はだしは昆布と干しシイタケですが、昨日は無添加あごだしを使いました。鍋にだしをはります。それからまず豆腐を並べて、シイタケ、もやし、ニラ,ねぎ。玉ねぎや、ズッキーニ、カボチャも合いますね。このたびは極小土鍋なんで、ちょっと入んないです。そして必ず必要なのは青唐辛子です。香りがね。大好きです。

鯖やイワシを煮る時も、甘くしたくないなっていう時は醤油にニンニク、そして青唐辛子。美味しいですよ。ピーマンでもいいかもしれません。

僕は青唐辛子への思い入れが強くて、冷蔵庫には食べきるのに何年もかかりそうな量の青トンの味噌漬けがあります。

ご主人さんはこの味噌漬けをロシアンルーレットかなにかと勘違いしていて、辛いのに当たったらエライことになる、的な、なんかもうそうなると食事の雰囲気ではないですね。ははは。

チゲに戻りましょう。

最後に豚肉の薄切りを二枚、シーツのように広げてのせ、火にかけます。

コチュジャンとごま、すりおろしニンニクは薄口醤油で混ぜて、塩気はこのタレで調節します。ぐつぐつしてきたらこれをたらりとやります。粉唐辛子もいいんですが、コチュジャンの甘みが恋しくて昨日はコチュジャンでやりました。

昨日はここに生卵をひとつ落とす落とさないでもめました。僕は生卵は入れません。韓国の友人も生卵を真ん中にすとんとやるのは日本人の好みだと言いきっていましたが、ご主人さんは卵が辛さをやわらげてくれると言ってましたね。まあ好き嫌いなのかな。

チゲというとどうしても思い出すのはワタリガニのチゲです。子どものころにすごく何回も食べました。

大鍋には目の細かい唐辛子で赤くした真っ赤なスープ。ニンニク風味です。その中に半分にぶつ切りしただけのワタリガニがぷかぷか浮いています。ほかには何も入ってませんでしたね。

育った家が貧乏だったからなのか、そもそもそれはそういうスープ的な食べ物なのか、それは判らないんですが、子どもだった僕らはその赤くて辛いスープを白いご飯にかけて食べるんです。カニのだしが美味しくて、すごく辛いんだけど止まらない。そんな思い出があります。

もしも今作るんならワタリガニの他に、たとえば半月切りに薄切りした大根と、食べる間際にニラをどさっと入れるのはどうかなって、考えてるんだけど。ネギとかもやしは水っぽくなるから合わないように思います。

ワタリガニってわりとお手頃な値段で売ってますよね。いつも買おうとしてご主人さんにおいおいって止められるんです。彼数年前から甲殻類アレルギーです。

新しい土鍋本当に小さくて、これワタリガニ何分割すればはいるかな。

やっぱ自分の分だけ作るっていうのもなあ。

usaoでした。ではまた。