キム・リャン・ラオ「カンボジア語実用会話集」

明日から一週間北海道だというのに荷造りなるものを全くしていない。今朝は胡桃レーズンライ麦パンを4本焼く。北海道の友人への捧げ物である。

午後からは図書館へ本の返却へ。飛行機が落ちたら主人に返却を頼まなくっちゃなんないからさ。その足で最寄りの駅のみどりの窓口函館本線の北斗のチケットを買う。なかなかいい感じの席がなくて窓口のお兄さんに前後の北斗の空席をこれでもかと調べてもらう。意外と混んでたよ。やれやれ。

帰宅してバターチキンカレーを仕込む。例によってバター無しでやる。

オリーブ油結構多めでニンニク生姜。香りが立って来たらカレー粉にパプリカパウダー。合わせて大さじ5くらい。ひたすら混ぜるよ。丁寧に丁寧に。

ぶちぶち言ってるところに肉と同量のダイストマト投入。しばらくしてまたぶちぶち。

さっき図書館へ出掛ける前にカレー粉入りの乳清に漬け込んでおいた鶏ムネを乳清ごとどーんと入れる。つまりはケフィルも朝食べちゃって無いのだ。明日から旅行だからとにかく冷蔵庫は空にするわけです。

五分加熱後、仕上げに牛乳と砂糖と塩。バター無しだから生クリームではなく牛乳で。カシューナッツミルクだったらヴィーガンカレーになる。バターチキンカレーってのはイギリス人の考案したカレー煮込みだからナンプラーは使わない。そこは自虐な感じで仕上げる。それにしても五分で肉に火が通るからいつも不思議。たぶん鍋の中すごい高温になってんだね。

もう5時だ。荷造りなるものをせねば。シュミレーションは出来ている。ほいほーいとスーツケースに服を投げ入れる。化繊のワンピースには北海道まだ寒いから黒タイツ。ジーンズとセーター、柄シャツ、ウールのカーディガン、ストール、手袋。あとは新品の下着と靴下を一週間分。下着と靴下は新調する。なんだかわからないけどこれがわたしの旅のルーティンだ。

折りたたみ傘、タオル、替えの靴。

30分もかからなかった。やれやれ。ソファにひっくり返ってカンボジア語の本をぱらぱら。クメール語をしげしげと眺める。クメール語表音文字である。語尾変化はなく助詞も冠詞も無いに等しい。文字は縦長の長四角。子音をセンターに、その周りに母音を配置。母音は尻尾だったりレースだったりキャップだったり。これいつかは読めるようになるんかいな。

夕ご飯。

赤ワイン。わたしは肉無しのパクチー山盛りで食べる。パクチーサラダカレーソースみたいになっちゃってるがよしとする。バターもヨーグルトも無くてさ。嘘。まあいいか。食べれればいいよね。適当な感じで一致する。

台風大丈夫か。ママ、ミセス・ハリケーンだね。去年の沖縄も台風だったじゃん。

今日は忙しかった。

あー眠い。眠くて吐き気がするよ。

風呂入って寝よ。明日は飛行機。ヤダよ〜。

‥‥‥おやすみなさい〜。