日曜の午後

いつか何処かで

会った気がした

すれ違い様

僕を睨んで

父親らしき人

手を引いて行った

やせっぽち女の子

神経過敏

人が苦手

泣いたり

怒ったり

終わらない僕の

日曜の午後

woo いつまで

woo どこまで

続くのか

あの懐かしい瞳が

今も

この向かい風の中

歩いていく僕の

背中を押してくれる

埃っぽい空を見上げる

荒れ放題のこころ

重い扉を押して進む

だから君はどうか

その手を離さないでさ