Ruby Tuesday 〜The Rolling Stones 1967

出来事の記録。

昨日三女と散歩。ドブに赤いアメリカザリガニを見つけた。写真に撮ろうとiphoneを向けると鋏を振りかざして猛烈に威嚇してくる。わたしはゴキブリも蛇も怖くないがこの時はこれはひるんだ。わたしの中のベアーが今すぐアメリカザリガニを手掴みだと言う。アメリカザリガニは威嚇の姿勢で固まっていた。アメリカザリガニとの対決を三女に写真に撮られていてあとで見せてもらったけど普通にドブにかがみ込んで何しとるのだった。

「思い出のマーニー」を見た。地上波でやってたのを録画し忘れたのでTSUTAYAで借りた。見終わって、ええ映画や〜と家族中高評価のなか「ホラーや」「マーニーは今後もちょいちょい出るで」と毒を吐いてしまいすぐに部屋を出された。なんか悔しかったのだ。

エスプレッソマシンは二万円くらいのデロンギを溜まってるソフトバンクポイントをAmazonギフト券に買えてポンと買ったろうと思っていたが、あれこれ読むうちに牛乳は美味しいやつだなとか、エスプレッソ用に豆を買いに行くなんて暇はあるのか、そしてはたしてメカ萌え真っ只中の6歳に邪魔されずに練習出来るかという感じにブレ始める。とりあえずマキネッタだな。ラテアートなどというものはお金を出してテーブルに運んでもらってこそ美味しいのだといつも通りに弱腰だ。

早朝食パンを買いにファミマまでふらふら小一時間暗い中を散歩した。どうやらパン焼きという習性がわたしから消えた。朝の残りのファミマ食パンはハンバーグにと冷凍するが今週はハンバーグの配合を変えた。パン粉も玉ねぎも入れないで作りたいとかわたし考えてるのよね、などと長女に漏らすとそれでは肉代が掛かると一蹴される。

家族は朝は米を食べないのでファミマの食パンに飽きるとパンケーキ、スコーン、蒸しパン、マフィンなどを時々焼く。数日前は冷凍庫に蓄積した食パンで甘いフレンチトーストを大量に焼く。

六枚切りを三角に二等分して卵液は染み込ませないでサッとくぐらせるだけ。昔カウンターでモーニングサービスのフレンチトーストを焼くわたしに「染み込ませると儲けが減る」と父がよく言っていた。あれは母のこだわりのパン屋のパンドミだったからサッと浸けだけでも美味しかったのだ。結構強く焼く。カリッとな。

蒸しパンは朝以外でも焼く。粉100gに水80cc。BPは小さじ1。林檎の煮たやつとか、ココナツとかレーズンとか。砂糖と塩だけのプレーン蒸しパンを今朝作ったけど本当あたし大好きだな粉の味。

川島良彰の珈琲物語は面白くしかもなんかグッときて涙ぐんだりした。しかし本はレユニオン島のところでストップした。わたしは感動が過ぎると一旦止まるのだ。情に棹さして流されてはならぬと本を閉じたりポイと放り出したり(図書館の本ですよー)。

レユニオン島ですと。

唸る。

レユニオン島は昔はブルボン島という島で、かつてブルボン島から現地のバラが盛んにヨーロッパに持ち出された。

ムタビリスという奇妙なバラがある。

ムタビリスを知りたくてあれこれと調べたらそれはレユニオン島から始まっていたがもとは中国なのだとあったがあれはどのバラの本だったのか。思わぬところでムタビリスの満開という邪魔が入る。これでは珈琲研究が立ち行かぬ。

三女の作ってくれたCDを聴く。ローリング・ストーンズ「ルビーチューズデイ」。

懐かしいな。リコーダー吹いてる。

ねぇママ、ミック・ジャガーサンダーバードの大ファンだったらしいよ。

いやその情報要らないし。