世界文化社「カフェ・バッハ」のコーヒーとお菓子

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出来事の記録。週末は隣町の図書館で本を選ぶ。

はじめはカレー粉が切れたので仕方なくであったがあれこれとスパイスを組み合わせて変な料理を作るうち、とうとうスパイスの教科書を読みながら自作のカレー粉を完成させる。嗜好変動性や呈味性等は組み合わせ次第であるので未完成だし、気持ちは未消化。ここら辺は頭がおかしいのでこの未消化が堪らなく楽しい。

別で蒸して加熱した数種類の根菜にブロードを掛けるスープ。スープにクミンやコリアンダーなどを少量溶かして置く。醤油とか入れてないのに家族はけんちん汁だと食べている。根菜の風味とスパイスの妙である。

完熟トマトとチキンでカレー。自作カレー粉の他にシナモンとクローブを拮抗させる。マスタードシードとカルダモンはスターター。なんだかもう何を入れても楽しい。トマトって実は出汁なのだ。チリパウダーは必須。汗が出るほど辛くなって家族からはブーイング。こういう実験はひとりでやらないとダメなのかなあ。

「カフェ・バッハ」の本にフランクフルタークランツが載っていた。真っ白なリング状のドイツのケーキである。今から30年前になるが近所にドイツ菓子の小さなお店があってこの白いケーキを何度も買った。バタークリームが懐かしい。日持ちするケーキだったから何日も食べた。作りたいなあ。出来るだろうか。

ドイツ関連の本を読んでいる。東西の分断と統合。わたしが知りたいのはマイスターについてなのだがそれまでの基礎知識が膨大で、まあこれはこれで良しとしてとにかく進むしかないでしょうね。

年末休暇はどこまで自転車で行きますか。主人とミーティング。いやわたしはいつもの動物園。熊を見たいのだ。

徳川林政史研究所の本を2冊。江戸時代の森林管理の記録である。2週間ではとても読み切れるわけはないと思ったのだが気持ち先走りカウンターへ。徳川林政史研究所の論文は電子化されているものもある。徳川林政史研究所は義親が作った。

歩いてすぐの場所にある骨董品屋さんでかっこいい木彫り熊を買った。嬉しくて抱きかかえ台所へと持ち歩く。6歳とふたりで木彫り熊を眺めスケッチなど。涼し気な目をしたシャープな熊の足には「あらき」という銘がある。

KANを聴く。「キリギリス」。

ぎりぎりっす。

わたしも、ぎりぎりっす。