ピエール・ジュバンタン 青柳昌宏訳「ペンギンは何を語り合っているか」

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明治21年(1888)近代林学の中核とも言えるミュンヘン=チューリヒ学派ハインリヒ・マイアが東京大学農学部(当時は東京農林学校)の初代造林学教授となる。

義親はマイアと会ったかな。会ってるよね。公爵だもんね。話してるよね。江戸の森を守った家康自慢を義親は絶対してるはずだ。

ミュンヘン=チューリヒ学派て何?ハインリヒ・マイアて誰?Freundlich(親和的)という言葉があちらこちらに。森林親和的Aufheben(止揚)。経済と公益をAufhebenする。とりあえず森の木で椅子とか熊の人形とかいろんなもの作ったらいいさ、森を使っていこうよ、きっといいこといっぱいあるよ〜ってことでいいのかな?(あかんあかん)

そしてシューベルトもヘッセも森に入っては作品を作った。ユリイカだ。わたしも入ろう。シュヴァルツヴァルトへ行きたい。もうずっと前からドイツがわたしを呼んでいるのだ。

グーテングーテン。とうとうわたしはにわか仕込みのドイツ語で家族に挨拶を交わし始める。ドイツ語の響きは悪くない。

DIDが身体を取り合う壮絶な戦いについてはいつか成文化したいのだがわたしの脳は今朝は「ペンギン」と「ドイツ」であった。南極とドイツ、である。

水族館のペンギン散歩可愛かったなあ。おお、なんということか。ふむふむピエール・ジュバンタンとな。良い本じゃ。このような興味深い一冊が既に手元にあるではないか。(自分で借りてきたでしょう、図書館で!)。

überrascht!(びっくりや、って意味です)。

ペンギンは18種類いましてそれぞれ顔の模様が微妙に違いますね。わたしが最も知りたいことはですね、何故?何故ゆえに18種類の顔の模様が混ざらないの?‥‥です。

特にケープ、フンボルト、マゼラン、ガラパゴスの4種類はパッと見はとても似ています。とりあえず描くよ。違いが明瞭になりますからね。ネットで検索したところこのフンボルト属は人間の飼育下では異種交配が起きたこともあるそうです。

ペンギンの顔の模様がもしも混ざってしまったら、自分が本当は何ペンギンなのかそれがわからなくなるよね。そうなるよね。良いことなの?それでいいの?ねえ、フンボルト属の顔の模様が混ざるって良いことなの?

ピエール・ジュバンタンはペンギンの映画を撮っていまして来週末ペンギンイベントが名古屋市のとある場所で有るのですが今とても迷っています。

何故ならペンギンとドイツは無関係だからです!助けてください。どうかわたしのペンギンたち、わたしの脳から、一匹残らずとっとと出て行ってください!

さて、ペンギンたちはヨタヨタ歩きをしますが実はあれはペンギンたちが「わざと」ヨタヨタと歩いているのだとピエールは言っています。ペンギンたちの歩行は普段は結構普通で、片足を高く上げてスタスタ歩いてゆく南極のアデリーの写真をわたしは見ました。

つがいを形成したペンギンのオスとメスがすることは、まずはこの先互いに新しい恋人に出会わないために「歌」を中断し(このペンギンの歌については後日まとめてみます)、互いに歩調を合わせてヨタヨタと歩き合う(ダンス?)。そうすることで非常に間近に位置を定めて、フェイス・ツー・フェイス(ピエールさん、ここは”見つめ合う”でいいんじゃない?)と「往復にらみ行動」(???)が始まる。

そしてここからがピエールさんのこだわりです。いや実録です。

ペンギンたちは「おじき」をし続けるのです。そうなんです。「おじき」と有るんですよ。ペンギンたちのおじきの種類は大変多様です。

屈み込みおじき、相互おじき、深いおじき、浅いおじき、ななめに睨みながらのおじき、真横に睨みながらのおじき。礼儀正しいです。素晴らしいです。ペンギンワンダフルヤッホーです。

はー、スッとした。

誰かに言いたかったんだよね。この話。

もういいや、よし、ドイツに戻ろう。

‥‥ドイツ語でおじきって何て言うのかな〜。

お願いですからどうかペンギンたちみんな出て行ってください(涙)