主婦と生活社 ジョンキョンファ著「きょうもおいしかったね」

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出来事の記録。今日は午後から長女の一押しの番組「水曜どうでしょうクラシック」を昨日に引き続きYouTubeで観る。昨日は確かキャンピングカーでアラスカをひたすら走るやつだった。くだらなさや気の毒さでついつい時間を忘れて観続けたものの途中何度か寝てしまった。今日は「サイコロの旅6」。大泉洋とミスターという人が深夜バスに何度も乗り四国や福岡へ行く。

ミスターってママと同い年なんだよと嬉しそうな長女。ミスターとはどうやら制作担当のスタッフのひとりであるようだ。この人たちお風呂入って無いよねとわたし。ママだってこれから風呂無し生活じゃんと長女が返す。まあそうだけどな。

昨日は午前中妻籠林業を営む人の本を読んだ。夜からぼちぼちとイタリアのチーズの本を読みすすめる。KAWAIの電子ピアノのことが気になり思わずピアノ屋さんに電話を入れる。CAシリーズはハイブリッドピアノとも呼ばれている。スピーカーと木材反響板の両方を搭載したハイテクピアノ。早く弾きたいな。もしかして明日来ないかな。電話して聞いてみるがそれはなかった。

昨夜三女夫婦がやって来て韓国料理の料理本を見せてくれた。三女曰く載っている料理がわたしがよく作る韓国料理と同一であるらしい。ぱらぱらと見ると本の著者は慶尚道の出身。わたしの祖父母と同郷である。懐かしい料理名や調理法。方言が沢山出てくる。懐かしいなんてもんじゃない。

主婦と生活社「きょうもおいしかったね」(ジョンキョンファ著)はわたしが精神病を発病した2000年に買った本だ。慶尚道の本は図書館の本だったので三女が持って帰ってしまったので今日は何と無くこれを見ている。

ジョンキョンファは決め決めチマチョゴリ写真が多いなあ。こんなに高い食材を使って美味しく無いわけがないやんか。いろんなことを考える。

昨夜部屋で二人きり、三女がわたしに尋ねた。ねえママ。ママって刑務所に入ってたの?わたしは否定する。

三女が一枚の写真を取り出して見せた。それはわたしの母の写真だった。母は50歳くらい。

三女が言う。

ねえわたし似てない?

わたしは写真と三女を見比べる。そういえばそうだな。三女は母にそっくりだ。写真の母は50歳くらい。わたしより綺麗。そしてわたしより強そう。

どうやら三女は最近韓国料理を作っているらしい。なんだかんだと話を続ける、何処かで見たことのある三女の笑顔をわたしはじっと見た。

わたしより大人。そしてわたしより母に似ていて韓国人っぽい。顔だけじゃない。厳しかったあの母がすっかり優しくなって朗らかに微笑んでいる。

どんな夢だったかは覚えてないがわたしは夢をみた。

夢を見て哭いた。