Mr.Children 君が好き

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出来事の記録。今日の朝Mr.Children「君が好き」を聴いた。youtubeでPVを観たら窪塚洋介が出ていた。次は平井堅がカバーした「君が好き」を聴き、再びMr.Childrenに戻る。

 

叩いて壊してもう一度組み立てた「君が好き」。「誰にも踏み込まれたくない」。拒絶と親密の黄金律。愛しているではなく「好き」が丁度いい。軽い気持ちではない。極めて個別な親愛の感情なのだ。

 

細かい内容は分析不能だ。例えばひとり街を歩く。夕方になり空腹を感じて温かいかけそばが食べたい。そんな感じのわかりやすい景色だ。桜井和寿はこむつかしい言葉を歌わない方が断然いい。そう思った。

 

もう火曜日か。週末は宿泊客やランチの客、夜にはまた来客と忙しかった。その合間に風呂へ行き、TSUTAYAでDVDも借りた。「メンタリスト」シーズン6は楽しかった。意図的に刺激の質が古風。そんなサスペンスドラマに仕上げられていた。幾つもの伏線が順序良く弾ける。

 

「シェフ」を観た。どんな映画?キューバサンドって?わたしは友人に説明する。日本でいうならそうだなあ、焼きそばみたいなものかなあ。屋台で売ってて、熱々で安くて美味しくて。でも和食じゃないの。

 

友人はさっぱりわからないと言う。そりゃそうだ。自分でもこの説明は酷いとわかる。主人公?若くて元気、西田敏行。ダメ男の様でじっさいは友人やパートナーには恵まれるラッキーな人。益々可笑しな説明となったようだ。「シェフ」は良い映画だった。ロードムービーである。日本人のわたしにはわからない米国の郷愁。移民のわたしには少しはわかる心意気。

 

風邪は喘息へ移行して咳が治らなかったが月曜日は岐阜県の鳩吹山登山。300Mの低い山。1時間で山頂に着いた。北東には御嶽山日本アルプス、雪を被っていて神々しい。反対側をくるり振り返ると遠くの方に名古屋駅前の高層ビル群が見えた。蛇行するエメラルドグリーンの大きな河は木曽川だ。

 

そして今日は一日中名古屋の街を歩いた。名古屋ドーム前イオンの輸入食品のお店でロングパスタと搾菜を買った。レジの人は搾菜パスタを作ると思ったかもしれない。ナディアパークではトランギアのメスティンを手にとって見る。メスティンはスウェーデン軍が使っている飯盒。隣にはコンパクトコンロセット。いいなあ。網を乗せたらマキネッタに使えそう。

 

メスティン欲しいなあ。でも玄米は無理かなあ。オートミールはいけそう。ケーキも焼けるかも。なんてったって形がいいのだ。完璧な長四角だからさ。

 

それにしても酷い筋肉痛だ。わたしの脚は生まれたばかりの鹿の赤ん坊だ。グラグラしてすごく歩きにくいのだ。疲れ果てた。ドーナツを食べる。目を閉じる。脳内の「君が好き」が鳴り止まない。これは連歌である。桜井和寿の歌にわたしの言葉が続く。全く奇妙なことだ。

 

完成した楽曲に替え歌など失礼だと言われるとしてもそんなやり方でわたしなりにこの曲のメロディを愉しむ。

 

君が好き〜。

 

やっぱここは替えらんないんだな。春は桜くらいに決まっている。上手いなあ。何処にも動かせない。

 

君が好き。

 

たぶんこれは一年365日春が来ているラブソングの季語なのである。