リトル・モア 細川亜衣「スープ」

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フードライターや作家が結婚して姓を変えることは珍しいことかもしれない。普通に”実名で活動していまして”ということなんだろうな。この本は読み易い。それぞれの料理(全てスープなんだけど)にはひとつひとつエッセイが書き添えられているがそれらは巻末にまとめられている。

 

前半はスープの材料と写真が続く。終わりには対応する文章が続く。写真ならば写真だけを見たい、読むときには文章だけを読みたい、そんなわたしにはぴったりの内容だった。丸鶏と蓮根のスープ。一枚の写真から韓国?と思ったらだいぶあとにエッセイを読むとやはりその旨が記されていた。そうか、ふうん。

 

週末は三女夫婦が泊まりに来た。わたしが今ミスチルにはまっているというと婿がPCからCDを3枚焼いてくれた。

 

婿と3時まで酒を飲んでなんやかんや話す。わたしと婿との会話はどうやら他人が聞いたら「‥‥だから?」という、全くどうでも良い内容のものらしく「オールナイトニッポン」だと三女がいつも笑う。

 

翌日は朝6時起床。朝一で人に会いに行って昼ご飯の後は着替えて畑で2時間ひたすら草を引く。風呂にも行かねばならなかった。買い出しもする。車の中ではミスチルのベスト盤を聴く。

 

三女の友人が最近うちの近くの病院に入院した。入院中の彼女にLINEでインスタのサーフィン動画を送った。とっておき、メチャメチャグレイトでヤバいやつを一生懸命選んだ。入院中はこれくらいのやつを見たらいいと思ったのだ。

 

日曜日は名城公園へ。加藤清正の銅像大きいなあ。清正は家康に見苦しいからあご髭を剃るようにと言われたがとうとう剃らずに通したらしい。清正は50歳でハンセン病で亡くなった。名古屋から熊本へ帰ってすぐ、熊本で亡くなった。いろいろなことを考える。

 

 

帰り道は婿一押しのアルバム「Q」を聴く。「12月のセントラルパークブルース」。これはボブディランの「ライク・ア・ローリンストーン」だよね。だな。繰り返し聴く。これいいね。おお、いいんじゃないか。

 

12月のセントラルパークブルース。ニューヨークとか行っちゃうのか。

 

早速4月の名城公園ブルースという替え歌をわたしは作った。泣くな、清正。泣くな、わたし。なんの試練なんだ、なんの試練なんだ。