映画「アイアンマン」を観ました

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先月コストコで寝袋を買った。ポリエステルの安いやつだ。二段ベッドの上の段で寝袋で寝転がり目を閉じて2時間。全く眠れない。部屋の電気を点ける。天気予報通りに雨が降り出した。ヒューヒューと風切り音が聞こえる。

休暇で泊まっている次女と、昼ご飯はカップラーメンだとお湯を沸かす。長女も誘って昼食。食後に見放題の有料動画で「アイアンマン」を観た。6歳はお出掛けだった。

空を飛ぶシーン。タケコプターもじっさい飛ぶのはとても難しいだろうとどこかで読んだことがある。そこはリアルに何度も失敗する。彼は諦めない。俊速で空を飛ぶことはヒーローの鉄則、必須条件なのだ。

落ちてゆく兵士のパラシュートが開かない。助けようと急降下してゆくロバート・ダウニーJr.が「魔女の宅急便」のキキにみえた。追いついた。わたしはてっきり手を取って助けるのだとばかり思っていたよ。

とても長い名前の部署の国家公安員の男性がロバート・ダウニーJr.に正体を隠すように工作せよとメモを渡すシーン。わたしはちょっとがっかりした。やっぱりアイアンマンもスーパーマン的に隠れてお着替えなのか。

ところがロバート・ダウニーJr.はエージェントの指示に従わず記者会見で俺がアイアンマンなんだぜとちょっと不安げなドヤ顔をした。不安げなドヤ顔をさせたら彼の右に出る者はいない。至極頼りない、甚だ危なっかしい正義の味方。いやおそらくは彼には地球を守るなんていう大義などはない。

加速して音速を超える。その瞬間は空を飛びたいだけだ。果たしてハイテクなのかアナログなのか。いまいちわからないすこぶる硬いアイアンスーツで銃弾を跳ね返し、火炎放射器で兵器を焼き払う。爆音に取り憑かれているのだ。

わたしはダメ男に惹かれがち。大人のヒーロー物は片腹痛い反面はらはらドキドキで目が離せない。

ロバート・ダウニーjrのサングラスが赤い。「アイアンマン」も赤。確かゴレンジャーもセンターは赤レンジャーではなかったか。仮面ライダーV3は赤いマフラーをなびかせていた。そのむかし仮面の忍者赤影というのもあった。

赤にはなんかあるのかな。

アイアンマンの胸で、砂漠で出会った博愛主義者の囚われの医師が彼の為に考案した人工心臓が眩しいほど光り輝いていた。

それを見てウルトラマンのカラータイマーを連想したんだけれど、ウルトラマンとは比較にならないくらいにアイアンマンのスーツ装着シーンはかっこよかった。

ウルトラマンは背中にチャック見えてたよね。