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fridayusaoのブログ〜丘の上から

統合失調症でDID、読書と音楽鑑賞の日々の徒然。

グラッシュスープ Gulaschsuppe

https://www.instagram.com/p/BI17e0wDhv6/

(分量は少な目の2人分)

玉ねぎ小 1個

パプリカパウダー 大匙2分の1

ニンニク 1個

牛肉の赤身 100g

セロリの茎 5㎝

人参 5㎝

牛肉のブイヨン 2カップ

薄っすらと油をひいたフライパンでスライスした玉ねぎを飴色に炒めます。じっさい少ない量だとこれはまず出来ません。youtubeでBGMを1曲歌ったところでよしとしました。

火加減は中火の小。

今回はハンガリーのグヤーシュのレシピを採用しました。ハンガリーのグヤーシュは牛飼いたちのキャンプ飯でしたので今回はハンガリー発オーストリア経由ドイツ入国の牛飼いの旅の途中ごっこですね。

キャンプ飯なんで火加減はいじれません。玉ねぎがペチャンコになったら火から下ろしてパプリカパウダーを振りかけてよく混ぜます。そこに水をひたひたに注いでスプーンでぐるぐるとやり、すりおろしたニンニクを入れ混ぜます。ニンニクは予めすりおろしておきました。

玉ねぎ、パプリカ、ニンニクがよく混ざったところで塩胡椒をして再び火に戻し、ぶちぶちと水気が飛んだら水をちょいと足し、またぶちぶちでまた水を足すを5回ほど。ここは時間にしてBGMを2、3曲歌いあげる感じです。楽しいですよ。

コロコロに切った牛肉を入れて炒めます。細く切ったセロリも入れます。

ブイヨンを少しずつ入れてゆきます。ハンガリーの牛売りはここは一気に入れたかもしれませんね。ハンガリーのクラシックレシピではブイヨンではなくて水で作ります。今回はなんとなくブイヨンを作っておいたのでそれを使いました。

牛肉のブイヨンは根菜とハーブと牛肉を何時間も煮込んで作ります。鍋ごと冷蔵庫で冷やして牛脂と野菜を取り除くと澄んだブイヨンが出来ています。ブイヨン後の肉は獅子唐と甘辛く炊いて美味しく食べちゃいました。

玉ねぎ、パプリカ、ニンニクのぶちぶちに水。牛肉、セロリ、ブイヨン。んでここでコロコロに切った人参を投入です。ずっと火にかけているので水かブイヨンをちょいちょい足しながら進みます。終わりにジャガイモを、とレシピにはありますがジャガイモなかったので無しで終了です(ひどい)。

本日のBGMは小沢健二「ラブリー」

http://youtu.be/jenODgB0guk

ドイツでもオーストリアでもグラッシュスープは小麦粉でとろみを付けるのが主流のようですが、いろいろ調べてみて1番食べてみたいレシピを選びました。これはとろみはありません。

グラッシュ、またはグヤーシュの始まりはトルコのクル・アシュというスープと言われています。ドイツではトマトペーストと赤ワインを使い、オーストリアではリンドズッペと呼ばれる褐色のブイヨンを使います。ハンガリーの牛飼いたちはキャラウェイシードを入れました。

友人に頂いた富山の白米にスープカレーみたいに掛けて食べました。美味しいです。パプリカとニンニクで香りはほぼチゲですが、ひとくち頬張るとパプリカが甘くてフルーティです。もちろん赤くても全然辛くありません。『鍋とパプリカパウダーを携えてはるばるドイツまで旅をした牛飼いたちは各地に牛肉のパプリカ煮込みを伝えていった』と野田浩資さんは書いています。

ハンガリーでは16世紀に南米から伝わった唐辛子があまりにも辛かったので品種改良したとも、トルコから辛くない唐辛子が伝わったとも言われています。

もしも会えるならハンガリーの牛売り君たちに富山の白飯ぶっ掛けグヤーシュを食べさせたいなあ。ニッポンのお米は冷めても美味しいんだよ、なんてさ。

(誠文堂新光社「ヨーロッパのスープ料理」を参考にさせていただきました)