新潮文庫 宮脇俊三「ヨーロッパ鉄道紀行」

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出来事の記録。

昨日ドライクランベリーを沢山入れた蒸しパンを作った。白い蒸しパンの生地に赤いクランベリーが美しい。爽やかな酸味と甘味が癖になる。

夕方友人が来てリビングでレモネードを飲む。わたしは両腿が痛い上に微熱がなかなか下がらない。頭痛もあるので朝からパジャマで家から一歩も出ていない。

友人とレモネードを飲みながら自分がパジャマ姿であることにそのときに気付く。あれあたしパジャマだと言うと具合が悪いのによくもなんやかんやと作れるなと友人は笑った。

もうこれで4日夜間の下肢痛が治らない。夜になると痛み始めるのだ。毎晩夜中の1時過ぎに痛くて布団の上をごろごろしている。とりあえずおデコの冷えピタを張り替える。わたしの前頭葉の頭痛には冷えピタがすごく効く。

気分を換えようとリビングで寝ることにした。夜中の2時を過ぎ3時になるが痛みで眠れない。宮脇俊三の旅行記を読むことにした。まあそれくらいの緩い痛みである。

宮脇俊三は何度もヨーロッパへ行っているがこの本の前半の高級ホテルツアーのやつがわたしは好きだ。別の旅行記では強盗にあったり道に迷ったりするのだがJCBのツアーなのでその心配はない。

6時になったのでキッチンでリコさんのページで5時ごろに読んだばかりの『ブラックベリー&ブルーベリー黒糖全粒粉紅茶ケーキ』を焼いた。バターを沢山入れるのですごくわくわくする。ブラックベリーは無いしブルーベリーはドライしかなかったがまあいいことにした。

夫が起きてきたのでスキレットでいつもの朝食を夫の分だけ作る。猛烈な睡魔に襲われ朝食どころではなかった。ケーキを作りながら昨日友人に貰ったスイカを少し食べたらお腹を下してしまった。寝てない上に何かと疲れてへろへろだ。

10時過ぎに目覚めごろごろしながら数年前にBOOKOFFで1冊108円を10冊くらい買った「四季の味」という雑誌を読む。”夏を乗り切る中華のご飯”とある。読んでいたらいろいろ作りたくなりキッチンへ。

「加哩大蝦」(チャリィターシャ)。レシピを一読。なんとなくブラックタイガーをカレー粉でマリネしてスキレットで焼いてみる。まあいい感じ。

翡翠炒飯」(フェイスイチャオファン) は”驚くほど沢山のパセリと醤油漬けのニンニクを使った炒飯”とあるがあいにくパセリを切らしていたので普通の量の葱で代用した。

「黄瓜蝦球湯」(ホァンクワシャチュタン)は海老団子と胡瓜の透明なスープ。こういうのは家で食べるものではないのだ。モロヘイヤ消費という諸事情によりここはモロヘイヤの醤油スープである。胡瓜はいつも通りにぶつ切りにして皿に並べ醤油と胡麻を振った。

「豆乾芹菜」(ドゥガンチンツァイ)は”お馴染みの干し豆腐にセロリと人参ピーマンを和えた”などとある。干し豆腐は全然お馴染みではないぞ。イラっときた。炒飯用の玄米の上の段で蒸した茄子を割いて皿に盛り生姜醤油を垂らした。モロヘイヤも胡瓜も茄子ももはや中華でもなんでもない一品ばかりである。

なんちゃって中華のランチを食べている夫をよそにわたしはやはり食欲がない。早朝作ったリコさんのケーキを型から取り出してサワークリームを付けてひとくち食べた。うん、おいすい。

そのあと少し眠ったあと再び「四季の味」をぱらぱら。

”スパイス王国インド〜出しを使わない料理のひみつ”を見つけた。うーん。これを読むべきだったか。面白い特集である。じわじわと前頭葉に微熱が蓄積するようだ。

まあいいや。今日はもうやめよ(当たり前だ)。

よし、宮脇俊三JCBツアーの続きを読みましょうね。