2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

いちょう並木のセレナーデ

blue。青。蒼い。碧い。blue。もうひとつの意味は憂鬱。小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」は不思議な歌詞だ。blueになる準備は出来ていると歌う。曲中温かい拍手に支えられ、歌い手は哀しみを受け止める心づもりがあるということを優しく穏やかに、し…

コリン・ファース「高慢と偏見」

兎に行き詰まりロバに逸れた。そしてロバ情報は驚くほど少ない。やはり大きな図書館で検索するしかない。論文を漁るしかない。 仕方無く少数いるロバマニアのブログを寝っ転がりふてくされながらチマチマ読む。 ロバ。別名を兎馬。 今朝はロバのパン屋の唄を…

Juan Luis Guerra 440

ファンルイスゲラのCDを聴く。このあいだリビングでギルバートオサリバンを聴いていたら長女が喰いついた。これは誰?ひょっとして私子どもの頃これ聴いてた?どうやら聴き覚えがあるらしい。いやこれTVコマーシャルの曲だからさ。ふうん。ざっとかいつまん…

「世界家畜図鑑」講談社

私は何かと調べるのが好きだ。(そしてジャンレノ似である)(それは余分だってば) この本は図鑑なので禁帯出、つまり図書館の中でだけ楽しむことが出来る。 もう何日もロバを調べている。 アメリカの中年女性で自閉症スペクトラムの人が自閉症スペクトラムの人…

「エトロフの青いトマト」山と渓谷社

図書館が好きだ。最近隣の市の図書館へも行く。 隣の市の図書館は蔵書はそれほど多くはないが時々掘り出し物がある。旅行記、映画論、動物書などは充実していて毎回本棚を見終えないうちに帰宅する。 一方自分の住んでる市の図書館は蔵書も多く、新刊など(滅…

小説 丘の上から 冬の章 2

「美和は自殺なんかしませんよ」パトリックが言った。エルを椅子に座らせるとスタスタと歩いてホウドンジャの隣に立った。テーブルに両手を付いてホウドンジャの顔を覗き込んだ。「逃げるんだろ。また。僕の時のように」パトリックは悲しい顔をした。 「‥‥‥…

「It's Only A Paper Moon」Nat King Cole

劇辛チゲを作った。 味噌漬けの青唐辛子を5、6本、水で煮る。豆腐白菜エノキを丁寧に美しく並べていると本当にこれは食べられない程の辛さの食べ物なのだという実感が湧いて来て笑い出したくなる。性格が悪いぞ。引き続き豚肉、甘くて美味しい葱を載せてい…

紅の豚

街中をぶらぶらした。とにかく歩いた。大きなBOOK OFF。店内に流れる片付けが終わらない〜と繰り返し歌っている歌が気になり本棚に集中出来ない。辺りを見回すが誰もこの歌を気にしていない。elle table を百円で2冊買う。ペルー料理が載っていた。 美術館へ…

MOCO’S キッチン

今福龍太が好きだ。今福龍太はすごく沢山本を書いている。だからそれを読めばいいんだけど今今福龍太が何を考えているかが知りたいと思うのだ。今今だ。 「cooking for geeks」をずっと読んでいる。何がどう脳に貼り付こうがお構いなしだ。ホットケーキの平…

ブランジュリ タケウチ 「どこにもないホームベーカリーレシピ」

雨が降っている。調子は悪いが生きてはいる。5歳と一緒に動物図鑑を観る。この本によればチンパンジーは雨の日にエキセントリックに踊るらしい。「レインダンス」というらしい。最近になり雄だけでなく雌も踊ることが判明した。雄のダンスは何かを威嚇するか…

エリック・シャリーン「世界史を変えた50の動物」

養老SAから見える伊吹山は雪山となっている。関ヶ原は積雪。50センチはあるか。西へと進む。今日は診察日。体調が悪くて電車は無理。主人に運んでもらう。 長浜市へと続く峠が気にかかる。琵琶湖行きたかったけど今日は無理みたい。ノーマルタイヤである。 …

小説 丘の上から 冬の章 1

ここ数日の冷え込みでマリの店の東側のエリカが咲き始めた。うさおはエリカのことを時々ヒースと言った。ヒースという言葉の響きは丘の上に時々やって来る冷たい北風によく似合う。うさおによればヒースというのは草で、荒れた貧しい土地に生え広がっている…

誓いの休暇

長女と婿がサイクリングに行ってしまったので5歳を連れてWILLで主人と週末の買い物へ。TSUTAYA、BOOKOFF、スーパー、酒屋。珈琲豆とオリーブ油の調達へ行ったつもりがあちこち彷徨い疲労した。マックでハッピーセットのオモチャがスーパーマリオのピーチ姫。…

「cooking for geeks」Jeff・Potter

バンビーノを観ている。キングオブコント2014のファーストステージのネタだ。バンビーノはいいな。いわゆるリズムネタ。エンディングの右回り飛びがいいな。劇団四季みたいね。 そしてオラキオを観る。弾丸ジャッキーの体操センスの方の人だ。去年あたりから…

レインマン

自転車を取りに来た三女のお迎えに来た婿がリンゴのマフィンもどきをひとくち食べ、これは鬼まんじゅうでは?と言う。ああ、鬼まんじゅう。なるほど。そのあとニーダーの話で盛り上がる。婿はシェフをやっている。 いつのまにか冷蔵庫にバターが尽きていた。…

ミッシェル・ポルナレフ 「シェリーに口づけ」

黒糖マフィンを焼いた。何処かにあるはずだとガチャガチャやってみたが干し葡萄は見つからなかった。ちょっと出来ごころで強力粉でやった。5歳は黒糖マフィンにピーナツバターをつけている。自由だな。それをちょっと頂いてサワークリームをのせてみた。黒糖…

ギルバート・オサリバン「クレア」

ミニベロが来た。ミニベロと言うのは折りたたみ自転車のことだ。自転車に乗りたいととにかくつぶやいていたら何やら家族内自転車ブームとなった。そして先週ダホン社のリーズナブルなミニベロを三台購入したのだ。 主人の自転車は赤。主婦感、ママチャリ感が…

夕焼け

生まれて初めて食パンを焼いた。長女と三女がパンを焼くという。5歳も一緒だ。長女がフォカッチャ、三女はバターロール。それで私は食パンにした。 usaoは食パンの型も持っていた。レシピは最近買ったエイ出版の本に載っていた。 捏ねる捏ねると言う5歳に少…

李香蘭 「夜来香」

友人が台湾のお土産に石鹸をくれた。茶色のキューブ。天然素材。漢方薬の香り。まるで台湾版のラッシュだ。泡立ちも良く固いので長持ちしそう。 今日は坦々麺を作った。汁なしのまぜそばだ。ウーウェンと陳建一と迷って陳建一のレシピにした。よく知られてい…

キースジャレット 「シェナンドー」

寒くなりましたねえ。寒くなると煮込み料理がやっぱり恋しいです。 ちょっと前に北海道からキタアカリを一箱送ってもらいました。開けてみたら男爵も別の袋に入ってまして、でも頂いた当初はキタアカリ大人気でじゃがバターとかマッシュしてコロッケにしたり…