2015-01-01から1年間の記事一覧

桜井和寿ープロポーズ

http://youtu.be/W7s_u3qMUWA 「プロポーズ」はKANの曲だ。この数日日に3度はこれを聴いている。これは曲自体の良し悪しを越えてミスチルが歌うべき曲であり、なんならむしろミスチルが「過ぎる」のだ。このミスチルが「過ぎる」を聴くたびにあるべきものが…

Little White Boat (小白船)

出来事の記録。週末午後ひとりで近所の図書室(図書館の出張所)まで歩く。途中どうしようかと迷ったけれど店が開いていたのでついついふらりとまたいつもの骨董品屋へ。 よく来たよく来たと歓迎される。戸惑うわたしに店の主人は木彫り熊をどうだと持って来た…

井上陽水ー東へ西へ

小学生の時だった。生まれて初めて目の前でギターを弾く人見た。厳密に言えばあれは弾き語りだった。近所に住んでいた同級生のNの兄ちゃんだ。その日わたしはNの家で朝ごはんを食べていた。 なんだかよくわからないがその日わたしは早朝よりNの家でゴロゴロ…

谷克二「マイスターの国」

昨日久しぶり次女がやって来た。いろいろ話す。次女は会社員。毎日忙しいらしい。もう15連勤だよ、とソファで眠りこけている。わたしの娘は3人だが次女は男勝りの体育会系。よく食べよく眠る。 谷克二という作家はヒグマの小説も書いているようだ。羆と書い…

今度君に会ったら- aiko

1月、5月、10月。数年前のいずれの沖縄旅行も雨。10月の時は台風の目がわたしたちの宿の上を通った。台風の目の直径は数十キロもあるそうだ。沖縄の友人とメールでやり取り。物件探すか?友人は引越しておいでよと言う。空気がいいし、食べ物もいい。それは…

連載小説 小熊リーグ㊳

その時カンファレンス室の扉が開いた。白衣のパンツスタイルのキビキビとした動きの看護婦が入ってきてドクターに合図を送ると看護婦はマスターの顔をじっと見て、部屋の外で話したいと丁重に言った。 するとマスターではなく新海氏が静かに立ち上がった。マ…

世界文化社「カフェ・バッハ」のコーヒーとお菓子

出来事の記録。週末は隣町の図書館で本を選ぶ。 はじめはカレー粉が切れたので仕方なくであったがあれこれとスパイスを組み合わせて変な料理を作るうち、とうとうスパイスの教科書を読みながら自作のカレー粉を完成させる。嗜好変動性や呈味性等は組み合わせ…

桜井和寿ー永遠

http://youtu.be/J71QXJF3K74 この曲はKANの曲だ。ミスチルが苦手なのはボーカルの人の歌唱に癖があり、気になって長く聴いて居られないからだったのだがこのKANの曲に限り、これは桜井和寿でなければならないとまで考えるようになったりする。 ミスチル好き…

診察日(2015年12月)

伊吹山は雪景色。愛用のカバン。クマを押し込む。 わたしは主治医に1人の交代人格との別れを報告した。誰?わたしは首を振る。名前は無かった。いや、逆に彼女は幾つもの名前を持ち、長い年月に渡り膨大な量の仕事をしたのかもしれない。 もう居ないんだよ。…

祥伝社新書 中村元「水族館の通になる」

数日前名古屋港水族館へ行った。交通量の多い交差点。車窓の眺め。長女からシートベルトをしてないことを指摘される。ああ忘れてた。 わたしはシートベルトがすこぶる苦手である。言われなければ締めることが難しい。シートベルトというものの存在を必ず忘れ…

スコンターへ行きました

週末は骨董市等なんやかんや街を見て回りましたが、夕方早い時間にスコンターへ行きました。 スコンターとは名古屋市などに7店舗店を構える日本人向けタイ料理のお店です。わたしたちはその日は栄の住吉店へ行きました。 タイから出稼ぎに来ている友人がいて…

木彫り熊紀行⑩骨董市で木彫り熊を探す

名古屋市には「土日エコ切符」という地下鉄と市バスに1日乗り放題の切符がある。一枚600円なので2、3回乗り降りすると元が取れる感じでとても良い。同行した友人が「どケチエコ切符」などと言ってひとりで受けていた。 今日は名古屋市の吹上ホールの骨董市に…

筑摩書房 岩合光昭「ブルース・キャット」

猫を飼うことはわたしがしたくてしているわけではない。わたしの夫は猫がたいへん好きで道端で猫を見かけるとあれ見て、ほら猫だ、と声を出して言わずには居られない。わたしにも目があるから猫は見えてるからいちいち言わなくてもいいから、とわたしは段々…

連載小説 小熊リーグ㊲

その日引越しというほどの荷物はなく、彼女の身の回り道具を運んで来た運送屋のバンが行ってしまうと僕は部屋でウィルキンソンで一息ついていた。そして忙しくて出られなかった電話があったことを思い出してiphoneを見ると着信は父からであった。 僕は父から…

ディックリー「 我我 你你」

ディックリーを初めて聴いたのはレコード屋で働いていた頃だ。「マッドチャイナマン」を発売したディックリーのCDサンプルがカウンターに溜まっていく。お局女性社員は片付け魔でとりあえずサンプルCDをわたしに持ち帰らせてくれた。 ZIGGYというバンドのCD…

新潮社 若菜晃子「地元菓子」

このトンボの本は結構最近の本だ。若菜晃子さんは山と渓谷社にいた人らしい。わたしは「山と渓谷」を時々買う。読んだあとは興味深い商品の広告などを切り抜いたりする。 わたしはペンケースに熊笛と方位磁石をいつも入れている。それはときおり使うことがあ…

エレファントカシマシ「愛すべき今日」

地球の重力がおかしい。重い。身体が重くてまるで動かし難い。これは懐かしい重さだ。こんな時はアルコール類を摂るしかない。まだ飲めない。朝が過ぎ昼になり夕方となり夜が来てようやく主人と晩酌の時が来てウイスキーなるものを飲む。みるみる身体が動く…

Barry Gray - Fireball

頭の調子が悪くなりメールを送ると友人が車でカフェへ連れて行ってくれた。ここ数日の記憶がブツ切れである。調子が悪く家族と食卓を囲むのか辛い。 心配してくれる家族には申し訳ないがわたしは家族の食卓というものが心底苦手だ。最近益々その傾向が強い。…

連載小説 小熊リーグ㊱

「びっくり、すごく美味しい」赤星さんは僕の焼いたパンケーキを二枚ペロリと食べた。彼女をアパートまで送って来てくれた赤星さんを僕は朝食に招いた。パンケーキにはベーコンエッグを添えた。僕と赤星さんはブラック珈琲を飲んだが珈琲が苦手な彼女はホッ…

Swimmer

Gは水泳部で幼馴染み、中学時代は何度か同じクラスになったりもした。家も近くて登下校も一緒だったがGは無骨で不器用、水泳を始めてからのGは益々無口になり早朝自宅周辺をランニングする姿をよく見かけた。 Gが水泳を始めた頃丁度わたしは日曜日の早朝に近…

クレイジーなエレカシ嗜癖の日々

相変わらず今日もエレカシ嗜癖。今朝は「今宵の月のように」。宮本浩次がアコギを抱えて幾分朗らかに軽く歌い始める感じのYouTubeをアルコール嗜癖患者がスコッチウイスキーをぐいとやるように聴く。 ねえママ新しいアルバム買ったら?DVD付いてるんでしょ。…

宮尾登美子「おきみさんと司牡丹」

「おきみさんと司牡丹」は新潮文庫「楊梅の熟れる頃」に収録されている。この本は宮尾登美子が土佐高知をテーマにした短編を月刊誌に連載したものをまとめた本である。 宮尾登美子が好きで長編を読み始めると止まらなくなる。かつてはエッセイ集も含め揃えて…

道端植物染色2〜羊の毛を染めるということ

わたしは竹中半兵衛が好きで、竹中半兵衛の隠遁地へ出向き、駅前の観光案内所のカウンターで半兵衛の名所巡りについて尋ねた事がある。 半兵衛への思い入れが強いわたしは銅像を見て気持ちが高ぶりこれより半兵衛に会いにいくの乗りになってしまったがその日…

パトリシア・ウェルズ著「シンプリー・フレンチ」

わたしの両親は飲食店を営む以前からもの珍しい食材を調達することを趣味としていた。 しかし何を持って珍しいというのかその定義は難しい。わたしの家の食卓はおそらくはニッポンの標準的な食卓では見られない珍しい食材に満ちていた。それらは我が家ではけ…

連載小説 小熊リーグ㉟

医大のクラスメートに医者という職業はヤクザな家業だと言った奴が居た。親父もその親父も医者だ。従兄弟も叔父も一族はみんな医者以外の職業をしたことがないから、医者以外の仕事は想像すら出来ない。親父もその親父も本心では職を失うのが怖くてたまらな…

多重人格NOTE その12 交代人格なるもの

多重人格の最たる「あるある」それは交代人格なるものであろう。今日はこれについて「わたしの場合」を書きたい。 わたしは友人に自分が多重人格障害であることをそれほど話してはいない。それほどというのは話していたり、話していなかったりである。ちゃん…

エレファントカシマシ「笑顔の未来へ」

https://www.youtube.com/watch?v=jHmpt5et9bk 林檎の記憶。 (親愛なるid:nadeshiko1110さんのコメントを読んで書こうと思いました) 紅玉という林檎がある。母がベニダマと呼んでいたのでわたしも今もベニダマと呼ぶ。酸味が強くて水分が少ない。アップルパ…

猫ヘルパー ジャクソン・ギャラクシー

出来事の記録。昨日午後のことだ。日没頃立っていられない程の吐き気でベッドに横になった。ほんの10分前まではキッチンを反復横跳びしながらチヂミを焼きつつスパゲティナポリタン(懐かしい感じのやつです)を作っていたというのに。 今日は明け方には早々と…

自由律俳句「浅い冬」

いつ見てもそこに在る蒼い山 今朝もはたらいている水を飲む 飛行機雲を見た少し休もう 長い長い橋の夢を見る 作り話だ行けるところまで 恋をして紙ひとえの幸せ 麦わら帽子干からびている 珈琲を測り母のことを想う お湯が湧くまで目を閉じるとする 満開脳み…

連載小説 小熊リーグ㉞

僕はにわかに信じ難い気がした。あの紳士然とした光盛医師が十代の風俗嬢に入れ込んで日常を持ち崩す。 「‥‥あの、それは、光盛さんは何かを発病したということですか」 父はその時のことを思い出したのか一瞬視線を泳がせた。父は動揺していた。そんな父を…