2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

KAN 【scene】 《Think Your Cool Kick Yell Come On!》

http://youtu.be/p8XbwujvAGo KANさんはわたしのひとつ上だから53歳だ。この曲はちょっとスキマスイッチみたいだけどスキマスイッチとはまた違う円熟さを醸し出していて好きな曲。最近結構聴いている。 土曜日の午後友人の車で隣町へピアノを見に行った。彼…

Mr.Children『幻聴』

木工教室。生まれて初めての木彫り体験。隣では60代の男性が自立するご飯しゃもじを彫っている。自宅で粗方彫ってきて教室で仕上げるようだった。 スプーンは初めは先端の窪みを彫る。彫刻刀は木目に垂直に。上手く削れない。これじゃ耳掃除だ。もっと力を入…

モーツァルト トルコ行進曲 (グレン・グールド)

わたしは走るのが好きでいつでもどこでもたいてい走っている。今は1キロ9分弱のスローペースだ。朝ゴミを出した帰りの直線は必ずダッシュする。そこはダッシュだ。なんでかな。わかんないけど。 3キロくらいの移動ならばまず走る。夏はTシャツだから良いが冬…

新潮社 吉田秀和「之を楽しむ者に如かず」

誠文堂新光社「原色 木材加工面がわかる樹種事典」p96「ミズナラ」を見ている。ミズナラは国産広葉樹材の代表格。写真でしか見たことはないが北海道津別町には樹齢1200年のミズナラがある。幾度も山火事を生き抜いてきた強者だそうだ。 ミズナラは標高1000m…

診察日(2016年1月)

伊吹山がようやく白くなってなとタクシーのおじさんが呟く。明日からまた降るかなと返すとどうかねと笑った。正面玄関かい?うん、そうだよ。病棟やデイサービスなど幾つかの施設が併設されている病院なのでタクシー降り場は他にもある。 思春期? もしもわ…

遊撃手

「独創的な芸術家なり作品というものは必ず、時代の枠を越え、時間の限定を飛び越してしまう翼を持っているものである」(大石勇『伝統工芸の創生』p67) 江戸の本を読みながら北海道の開拓時代の記述を蘇らせてしまうのは何故なのか。アート理論を論ずるつも…

ピエール・ジュバンタン 青柳昌宏訳「ペンギンは何を語り合っているか」

明治21年(1888)近代林学の中核とも言えるミュンヘン=チューリヒ学派ハインリヒ・マイアが東京大学農学部(当時は東京農林学校)の初代造林学教授となる。 義親はマイアと会ったかな。会ってるよね。公爵だもんね。話してるよね。江戸の森を守った家康自慢を義…

Dietrich Fischer-Dieskau "Gute Nacht" Schubert

出来事の記録。長女の一押しで数日をかけて「のだめカンタービレ」を全部観た。ママこれを観ずしてクラシックを語るべからずという長女。唸る。言い切るよ〜。 主役の女の子が可愛いし、飛行機に乗れない主人公の彼がイケメンだったのは良しとするがわたしの…

徳川林政史研究所編「森林の江戸学」

今日は名古屋港水族館。ジェンツーペンギンが散歩するというので見に行った。可愛いかった。 ねぇペンギンていったい何のために生きてるの? 可愛いを連発しながらわたしは長女にそんなことを尋ねてしまう。長女が憐れむような目でわたしを見る。 ペンギンの…

オリヴァー・サックス「レナードの朝」(1973)

引越しが近い。部屋が箱だらけだ。組み立てられた大小の段ボール箱。封がされてマーカーで何やら殴り書きされ積み上げられた箱たちに圧迫されている。 数日前「DVD他」と書かれた箱のクラフトテープをベリっと剥がして中を探索。ロバート・ダウニーJr.の「シ…

多重人格NOTE その14 虐待の再現と、虐待者を理想化すること

虐待を再現する行為は指摘されなければ自覚出来ない。わたしは大人になってからも被虐待児になり易い。権威に支配され管理され言いなりになる。そうした力動を理路整然と説明出来るなら困ったことにはならないし、まあそれならセラピーへ通う必要もない。 わ…

小学館「南極」三徳信彦

図書室へ行く。カウンターで本を返却して予約した本を受け取った。谷克二「アラスカ羆の谷」は短編集で小説は2つで後半はスコットランドの話だった。なんだか嬉しい。 数年前戦前のハイランドの山歩き紀行文をAmazonで買って読んだ。誰か作家のような人だっ…

北方出版社 松本久喜「在來馬」

昨日今日と2回「南極料理人」を観た。堺雅人演じる南極料理人「西村さん」は実在者で西村淳さんと言ってわたしは知らないのだが北海道では大泉洋の次くらいに有名でTV等にも出ていたらしい。西村淳さんの本は一冊だけ手元にある。西村淳さんは本を何冊か上梓…

Mr.Children - innocent world

ぼんやりもしていられない。昼過ぎ福岡へ帰る新しい友人を見送る。 また会いましょう。是非。 何年前だろうか。三女が4歳だった。 わたしたちは家族五人で北九州市まで旅行をした。中国道を車で走り続けた。わたしも夫もドライブ中にガムを噛み過ぎて奥歯が…

司馬遼太郎 街道をゆく 13 壱岐・対馬の道 (朝日文庫)

出来事の記録。正月で暇なので夫君とふたりして電車で名古屋まで出掛けた。栄のオアシス21の市バスターミナル前のコンビニのイートインでワンコインランチ。わたしはどて丼、彼はカツ丼。彼はオアシス21の案内所カウンターで貰った市バス・地下鉄路線図を調…

多重人格NOTE その13 コントロール

DIDの本に「主人格」とあり、主人格はその他の人格をコントロールする、ゆえに主人格であるわけなのだが、実のところわたしの場合この主人格がいったい誰なのかがわからない。 2000年の10月、多重人格の疑いとなり精神科治療が始まった。手に負えない心身の…