2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

中山道〜妻籠宿の巻 伝馬制のあれこれ

わたしの友人の1人は長野県のへんぴな村で育った人であるが現在は嫁ぎ先のそこそこ田舎ではあるが不便のない町中で長く暮らしている。彼女は年間何十万人もの観光客が訪れる妻籠馬籠をまるで好かない。 寛文6年(1666)妻籠宿は伝馬30疋29人とある。このうち純…

中山道〜妻籠宿の巻

妻籠宿 信濃国筑摩郡(長野県木曽郡南木曽町) 標高約420m 本陣1 脇本陣1 旅篭屋37 今日はお泊りですか、と本陣の入り口で尋ねられた。わたしは入館料の300円を払おうとごそごそとやっていた。 妻籠宿の脇本陣は明治10年の建造で重要文化財に指定されている。…

丸善ライブラリー 小森厚「もう一つの上野動物園史」

小森厚氏の上野動物園の本はもう一冊ある。関東にいた時は上野動物園によく行った。 道の駅の産直所ですももを沢山買い砂糖と檸檬汁で煮た。雪平にてんこ盛りの皮付きのすももに水をコップ半分くらいを掛け回し火に掛ける。10分もしないうちにすももたちはと…

ギュンター・ファイファー著「シュタイフの100年」

わたしは本を手に取ると必ずすることがある。その本がいつどこで印刷されたのか、どんな名前の会社が出版したのかを調べるということである。 わたしは以前自費出版を手掛ける印刷所のアルバイトをしていたことがあるが、一冊の本が出来上がるまでにそれは沢…

「テディベア誕生物語」を観ました

少し前になるが「テディベア誕生物語」という映画を観た。シュタイフ社を創設したマルガレーテ・シュタイフの生涯を描いた映画である。元はドイツのTV番組であったようであるが、わたしがAmazonで買って観たものは映画として作られたもののようだ。 史実に忠…

夏至

長いあいだ夏至のことを昼と夜とが同じ長さの日だと勘違いしていた。 わたしは夏至のころの湿気って冷たい早朝の空気が今でも苦手である。幼いころ、わたしは季節ごとに滞在する父の親友に早朝連れ出されたものだ。その男は可哀想な狂ったペドフィリアの浮浪…

グリーンカレーを作ったり、海老を焼いたり

出来事の記録。週末は神経痛が酷くて朝からパジャマでごろごろ。神経痛は明け方の胃痙攣から始まった。旅行から帰り幻聴や幻視が少しずつ盛んになっている。名前は忘れてしまったけれど先月の診察で貰った新薬の頓服を飲もうと思ってやめた。 幻聴や幻視があ…

診察日(2016年6月)

車検の見積もりのため、友人の板金屋へ。つなぎがよく似合う気の良い彼はそんなに暑くないよというのにクーラーのすごく効いた事務所にわたしたちを通してくれる。すごく散らかった事務所には澄んだ鉄の匂いが充満していた。 そうこうしていると新しく入った…

ミスターチルドレン「クロスロード」

東京にドイツ文化センターというところがある。早速オンラインライブラリーに登録してなんやかんや検索をしてみたがこれだという資料は見つからなかった。検索の仕方が下手なのかもしれない。もう昼になってしまったので温かい汁そばに茗荷と葱をトッピング…

東京新聞 Halbe-Bauer.Ulrike 田口信子訳「マルガレーテ・シュタイフ」

数日前ビスコッティを作った。幾つかのレシピを見ながら生地を捏ねて焼いてみたがサクサク過ぎて薄切りが出来ない。厚切りにすれば2度焼き出来ないこともない。そもそもダッチオーブンでは無理なのかもしれない。カラカラに乾燥させるわけなのだからね。 焼…

映画「柘榴坂の仇討」を観ました

塩蔵した鳥もも肉を蒸して冷まして薄切りにした。鳥もも肉1キロに塩100gなので大分塩辛い。フレッシュバジルとベビーキャロットのサラダに混ぜ込みグレープシードオイルを掛けて食べた。 友人からトマトゼリーなるものをもらう。いきつけのカフェではプチト…

講談社 荻巣樹徳「幻の植物を追って」

出来事の記録。旅行前のことだが岐阜県のバラ園に出掛けた。その週末バラ園はイベントを開催中でモロッコブースで泥パックやアルガンオイルを買うのだという友人に乗せて行って貰えた。 バラ園の西エリアには剣弁のハイブリッドティーを産出した原種たちが系…

Mr.Children「overture ~ 蘇生」

http://youtu.be/v58Gidyv55U 相変わらずMr.ChildrenのCDを聴いている。「DISCOVERY」「Q」「深海」に続いて「IT'S A WONDERFUL WORLD」である。まだまだ聴きはじめたばかりだが、深い霧の峠を突き抜けたような明るい曲調が目立つような気がする。 Mr.Childr…

文藝春秋 米原万里「旅行者の朝食」

https://youtu.be/ZC6q12AQGhk (おはなし/キャッスル&ゲイツ) 旅行から帰り数日が経つがとにかく本を読んで過ごしている。本を読んでいないときはこうして何か文章を書いている。読むか書くかである。 期限の迫る図書館の本たち。米原万里は文章が上手い。無…

神戸から四国へ、覚え書きなど⑵

(マルバヤナギ やなぎ科) 癒しかなあ‥‥。宿のオーナーがそういいながら、iPhoneのラインスタンプのリスト画面を見せてくれた。ズラリ。オーナーが使用しているスタンプは全てくまモンであった。 翌朝わたしはベッドを片づけると早々にパブリックスペースで珈…

映画「オデッセイ」を観ました

わたしはマット・デイモンが無条件で好きだ。「オデッセイ」は既にTSUTAYAでレンタルされていた。ついこのあいだ劇場公開されたとばかり思っていた。烏兎匆匆。慌ただしく過ごしていたのはわたしだけではなかった。 驚いたことにマット・デイモンは火星でジ…

神戸から四国へ、覚え書きなど

わたしはこれまで雨が降ってきて困ったと思ったことがあんまりない。夫は雨が苦手である。雨が苦手な職業はとびや土建屋、大工などだがわたしの夫は会社員である。 神戸へと引越すことになった三女夫婦の移動に便乗してちゃっかり神戸観光をと企んでいた。そ…

平凡社 田部重治「わが山旅五十年」

三宮センター街の古書店でW・ウェストンとこの田部重治が並んでいてどちらも同じくらい欲しいと思った。しかしその日はツキノワグマの資料を既に入手していたので三女の家に帰宅した。 数日後再び三宮。三女が精神科で少し穏やかに眠れる薬を貰ったのだが以…

多重人格NOTE その20 統合とは何か②交代人格に会いたい時

(於 神戸国際会館SOL そらガーデン) http://youtu.be/xm2-iFbxozI スワロウテイルバタフライ”あいのうた” aiko 交代人格の分類は例えば主人格、副人格といったポジションのような分け方もあれば一人ひとりの役割を名称とする、例えば保護人格、ISH(インナー…

映画「ローマの休日」を観ました

神戸でもどこでも朝は早くから起きて活動する。掃除をし、スキレットでソーセージと目玉焼きを焼く。冷蔵庫にはちゃっかりメークインを常備したし、三女の婿のスキレットはルクルーゼだし。ルクルーゼはIHでもいける。 鳴門公園を調べている。なんとなく鳴門…

映画「マイノリティリポート」を観ました

数日前から神戸滞在。引越しを終えて新幹線で家へと帰る主人を新神戸駅で見送った日を除いて電車に乗ったりはまったくしていない。歩いてすぐの場所にあるスーパーの行き帰りに猫を見たりして過ごす。 今日は昼からDVD鑑賞。トム・クルーズの「マイノリティ…