Alceu Valença - Chego Já

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http://youtu.be/rONg9sqi0KQ

アルセウ・ヴァレンサはブラジル音楽の5枚組CDで知った。この曲が大好き。


隣に挨拶へ行ったら外国人の男の子が出てきた。駐車場間違えちゃってごめんなさいというと僕のところは車無いからいいですよと言う。お国はどちらですかと尋ねたらブラジルとペルーだと言う。ポルトガル語かな、と言うと笑顔で頷いた。ごっつイケメンだった。


引越し片付けのめども付かぬというのに性懲りもなく昨日は図書館通い。山本博文「江戸人のこころ」「三田村鳶魚の世界」「江戸時代を探検する」を借りた。


この山本という人は初めてだ。「江戸人のこころ」では江戸の様々な人々、女中、遊女、作家などの手紙の全文を掲載していて面白い。徳川林政史研究所でも古文書の解読を出版しているが、この本には仮名の崩しのレベルで親密度がわかるとある。


日本語が今のようになったのは最近のことらしい。名前を思い出せないが旧仮名遣いで本を書くおじいちゃん思想家の本を大学病院の入院中夢中で読んだ。有名な人だ。なんで忘れたんだろなあ。


入院当時大正時代の手書き文を解読するアルバイトをしていた。崩し文字には法則性があり、それをマスターすれば読めるようになる。わたしが解読していたのは十代男性の日記だったからあれは今でいうところのブログ的なものだった。


昨日は図書館から戻り、江戸を読みつつ、片付けをしつつ、洗濯なんかもやりつつ、リコさんのブログで見た棒パンを焼いたりした。


小麦粉をカップ2。小麦粉というのはカップ2杯でだいたい200gである。小匙1のドライイーストを少しのぬるま湯で溶いておく。


リコさんはリコッタチーズでやっていたがその類いのものが無くwetは缶詰めの無糖練乳170ccにして小麦粉には粉チーズ大匙3を混ぜた。アーモンド粉なんつう素敵なものもここには無い。塩気は粉チーズでオッケーとした。


缶詰めの無糖練乳は常温保存可で気に入っている。山行きには欠かせないのだと読んだことがある。久しぶりだったけれどわたしはあまり捏ねなくなったようだ。なんだろう。わたしは大人になったのかなあ。途中でオリーブオイル大匙3を足した。


木彫りの熊を次々に箱から出す。でかいよなあ。置くところ無いなあ。だいたいこういうのは一軒につき1頭だからさ。テディベアも出る出る。君はここ、貴女と貴方はここ。家中に熊を配置した。これで大丈夫。オールオーバーまんべんなく熊である。


生地が発酵した。アラジンの上の熱々のダッチオーブンに網と紙を敷き棒パンの生地を並べる。何度くらいか。手を入れてみる。うーん。200°Cあるかないかだな。


手で判るの?パトリックが言った。


なんとなくだよ。何分焼くの?いやそれは焼けたら出来上がり。ちょいちょい蓋を開けて中を見たらわかるさ。


ねえなんで?なんでオーブン無いの?


なんでかなあ。流れだな、これも。


やれやれだ。


やれやれさ。