診察日(2016年10月)

沖縄から帰ってミスチルの「深海」をずっと聴いている。沖縄でそれで海で海繋がりってことでもない。「深海」というアルバムには結構好きな曲が何曲も入っている。

もう1年以上診察では何処か外国へ引っ越したいという話ばかりをしている。ここんところトルコへ行きたい。馬鹿じゃねえの。わたしはまるで幼稚園児だ。

どうでもいいけど呼び捨てはやめろ。わたしはつい、脳内でいつもそうしているように主治医の苗字を呼び捨てにしてしまった。別にいいじゃん、これからそうしようよ。これは正真正銘の開き直り。

漢方薬は効いたか。主治医が尋ねた。効いてる効いてる。夕方からの頭痛がなくなった。女性ホルモンの何かが動いたんかな、あたし本物のおじさんになっていくんかな。

もうずっと、沖縄へ行くかなり前から話題にしたかったことを話す。大切なことはiPhoneのメモに留める。なぎらとはもう長い付き合いで価値観も近く討議は白熱し診察は1時間を超えた。

次回予約をしてまたねとわたしは主治医の名を言うと主治医は呼び捨てかよと笑いわたしもまた笑った。憂鬱を瞬時に払拭する高度なスキル。今は生きて出来れば笑うこと。

コストコで牛豚鶏を購入。海老とソーセージ。チーズとバター。帰宅後は堪え難い疲労で即就寝した。朝が来て肉の塊を次々と切り分け冷凍した。

ミスチル「手紙」「ゆりかごのある丘から」を聴き、その続きでスピッツ「グリーン」を聴いたら涙がこぼれた。

これって合わせ技なんだなあ〜