映画「超高速参勤交代」を観ました

f:id:fridayusao:20161217190202j:plain

朝早くサルシッチャを1kg作った。塩は約2%。砂糖とすりおろしニンニクをほんの少し。昼には強力粉で水餃子の皮を作る。夜には1人分5個だけ生地を伸ばし小さなサルシッチャ肉団子をほいほいと包みキクラゲとネギのスープで煮てスープごと夫の夕ご飯にした。

わたしは冷蔵庫の残りの塩キヌアと玉ねぎピクルスにバターナッツピュレを和えたなんだかわからないものを食べた。なんとなくサルシッチャ肉団子を5個蒸篭で蒸してみる。減塩だからな。せっせと食べるのだ。

「超高速参勤交代」を観た。小ネタが散りばめられていてたいへん面白かった。わたしは何はともあれ六角さんが好きなので嬉しい。六角さんはわたしのひとつ年上。時代劇もいけるんだなあと感心した。

飛脚のくだりはたいへん合点がいったがもしも飛脚に扮したことが明るみになるなら大罪である。なんかもうドキドキはらはらだ。

飛脚の職は重職。命懸けで文書を運ぶ。飛脚たちひとりひとりは意識高い系の武士でなければならなかった。腕っぷしも責任感も強くなければならなかった。

だから数日間を命懸けで遮二無二走り込んだ男たちは眼光も肉体もさぞかし仕上がっていたことだろう。衣服はもう邪魔でしかない。

宿場町は文書を運搬する飛脚のための施設でもあった。橋を走り抜ける飛脚の光景。清々しさ満載で二重丸。いーなー。

この映画のメインは隠密である。隠密たちは裕福でも極貧でもない。劇中双方武家階級の生き死にが隠密たちに左右されていた。やや脚色が過ぎる部分が多いけれど、はみ出し者たちの活躍ほど小気味好いものはない。

雲隠段蔵はフリーの隠密。徳川の使者にも化けられる隠密。この辺は史実なのだろうか。

もうそろそろだよ、ここは段蔵だよ。よ、待ってましたと声が出た。おばちゃんだなあ、わたしって。

サルシッチャサルシッチャ。猿知茶などと漢字変換してみる。猿湿地?猿試聴?

それにしても小猿を連れた飛脚は無かろう。小猿をそんなに走らせたらぜったいダメ。猿は肩に乗せよ、肩に。