映画④

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浜田省吾'恋の西武新宿線'


「3度目の殺人」。福山雅治役所広司広瀬すず。最後まで犯人はわからないまま役所広司は死刑になってしまい、一体この映画何言いたいの、と思う人はきっと多いんだろうな。だけど映画は物語じゃないですよ。映画作りが目指すものとはそれが男でも女でも何歳の人にでも、ニンゲンならば必ず訪れくるとある思いの輪郭を丁寧に描くことなんだな。不幸を抱えた人が予定調和自動的に聖人君子になるわけでもなく、前科のある人が衝動的機械的に罪を重ねるわけでもない。自分が今なにをしようとしているのか。まずは自分に語ること。この映画の通奏低音は'後ろめたさ'。保身で時間のないヒトは見たいものを見、考えたいことだけを考えがち。現実内心に沸き起こる`後ろめたさ'に真摯に向き合ってた福山雅治がめっぽうかっこよかったです。