チャプチェ

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吉井和哉’'点描の仕組み'


チャプチェをはじめて食べたのは友人宅での飲み会だった。友人の名前はユジャと言った。お酒のツマミが尽きる頃にユジャがチャプチェくらいしか作れないけれどと手際よく作った。あれから何十年もチャプチェを食べているが韓国人の家で振る舞われるチャプチェは熱々ということはない。だからチャプチェというのは温かい春雨サラダだと私は思う。フォーの米麺は加水させる。それでチャプチェの春雨も水道水で加水させることにしている。チャプチェの旨味は油だと思う。COOPの宅配で一握り千円の但馬牛の切り落としを買ってチャプチェを作った。またニンニクを買い忘れ。まあ生姜でいいかな。加水後熱湯で戻した春雨と砂糖と醤油で炒った但馬牛を熱いうちにボールで和える。人参、ピーマン、玉ねぎは千切りにして種類毎に炒めてはボールに足して行く。椎茸がなくてシメジで代用。そして錦糸卵。ユジャと最後に会った日、ユジャは既に離婚していた。あの時ユジャには好きな人が居たのだ。あの時はユジャに良い言葉を掛けられなかった。どうしているかな。元気でいるといいな。ユジャ。