不機嫌

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ファーストラヴ


その時窓に何かがコツンとぶつかった。それは一匹のナガレヒキガエルだったが、しばらくしてもう一度コツンと音がした。フライデーがカエルだカエルだと大げさに騒ぐのでメアリーレノックスのかんしゃくは止んだ。あたしカエルが見たい。彼女は窓から顔を出したがそこにはカエルは見当たらなかったので彼女は必死になって、外へ出てカエルを見つけると言った。カエル嫌いじゃないの?僕は彼女に尋ねた。いつだれがそんなこと貴方に言ったのよ。あたしはカエルが大好きなの。メアリーレノックスは相変わらず不機嫌だった。