本③

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レキシ'アケチの気持ち'





原作は夢枕漠の小説。ジャニーズの岡田准一君のエベレスト登山の映画を観た。色々なことを考える。後半は寝転んで劇中の風切り音に耳をすませていた。



たしか横書きの本。外国の本。あれは登山隊や探検隊に同行してご飯を作る、という本だった。その人はベースキャンプで何十人分もご飯を作る。隊員らはケミカル☆ミネラルを摂取せねばならない。粉類。濃縮ミルクの缶詰。圧縮オートミール。もう一度読みたいんだけど手元になく、出版社も作家名も思い出せない。



シベリア鉄道でヨーロッパ旅行をする女性の本。バイカル湖で途中下車。やっぱりその本も今は本棚にはない。たしかもう廃版だったなあ。


ベトナム戦記を書き切った開高健が山に引きこもって釣り三昧、という文庫本もとても好きだった。ボロボロになるほど読んだ。何故無いのか。ホクシー(もしかして)初めからそんな本は存在しない?


読み込んでは感動し繰り返し読んだ本が本棚にないわけだが、手元にないという事実が一層切なく、こうして思い巡らしているのかもしれない。いつしか旅立ってゆく愛すべき本たち。