フォンダン



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トード クリーム



千葉好男という人が書いたアントナン・カーレムの本を読む。アントナン・カーレムという人は沢山の文章を残している。フランス革命のころのパリは殺伐としている。





ペリーヌのママは入院を嫌がった。小さなペリーヌを独りにするわけにはいかなかったのだ。10歳のアントナン少年は、父親にこれからは独りで生きてゆけと諭され町中に置き去りにされてしまった。アントナンを拾ったのは食堂の経営者だった。それ以後の5年間、アントナンは食いっぱぐれこそなかったが、無給で単調な毎日に堪えられずそこから逃げ出したとある。





フランスの古典菓子のレシピに何かと出てくるフォンダン。このケーキのどこにフォンダンがあるのか…。眺めていてもさっぱりわからない。Amazonでポチッた辻調が来たので早速フォンダンをリサーチ。フォンダンは糖衣。加熱して練り上げた飴的ななにか…。






娘がグジェールを焼いたので焼きたてをいただく。沢山焼いたので孫が世話になっている友人にメール。ワインに合う甘くないシュークリーム食べる?彼は燃費の悪そうな車でやってきた。ブルゴーニュに昔ブルゴーニュ公国てのがあってね。調べるだけ調べて作らないのね。





16世紀のころまではシュークリームの生地にはチーズが混ざっていた。18世紀、理由はわからないが生地からチーズが除かれた。アントナンが作ったエクレールは手の指くらいの大きさで呼び名もエクレールじゃなかった。でももうその時にアントナンは艶々のフォンダンでエクレールを飾ってるわけよ。





クリームを聴く。クリームは大昔のイギリスのバンドです。