心地良さ

f:id:fridayusao:20211012103437j:plain


https://open.spotify.com/track/5jkjA0nfXShEJKVbxXfaTn?si=Zy2Tn0MST3iVWXYM3SK7qQ&dl_branch=1

サビーカス'ブレリーア'(*)


私はバンタンが好きなんだけどなんで好きかっていうと心地よいからですね。脳が感じるところの心地良さを説明するのはナンセンスで、平坦な表現で言い得たとしても暑い日のソーダの泡。まず飲め。言うより聴けなんだと思います(自分に言ってます)(別にバンタンを世界中の人が聴けばいいなんてぜんぜん思わない)(おやおや知らないんですか?世界中の人がバンタン聴いてますよ笑)。普段は片付いた部屋。パッと見ただけではわからない。キチンと片付けてある机の端で分厚い本と本に挟まって、それは長く姿を見せなかった。バンタンの音たちは振動して、やがて整然とした机上が僅かに揺れ始めるとペシャンコになったヒトのカタチをした色紙の切り抜きが、トントンっていう振動で隙間からひらりと浮いて出てきたんです。あー、私こんなにペシャンコになっちゃってたな、って自分で自分をつまみ上げて笑っている。まあそんな心地良さですね。



(*)フラメンコのリズムの一種。高速なやつです。