2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

君塚良一「容疑者 室井慎次」

久しぶりにBOOK OFFへ行った。フリスビードッグの育て方の本、ロードバイクの雑誌、コーギー犬の雑誌を買った。 もう一冊、買おうかどうか迷いつつ立ち読みでかなり読んでしまった本が君塚良一のエッセイだ。君塚良一とは「踊る大捜査線」の監督である。私は…

シトロエン2CV

今日はトヨタ博物館へ行った。 厳密には主人に連れて行ってもらった。私は普通免許もないのに車が好きだ。今でも何かの弾みで普通免許を取れないものかと思案する。夢の中ではしょっちゅう運転をする。 トヨタ博物館へ行くのは2回目だ。トヨタ博物館といって…

アン・ファミーユ「家なき娘」

牧場が好きだ。牧場は動物がいるけれど動物園とは違う。 そして動物園も好きだ。 牧場では動物園をふと思い、動物園では牧場で過ごす品種改良されて搾乳される牛や毛刈りの順番待ちをする羊を思い出す。 それでどこに住んでいても何と無くいつも動物園と牧場…

ヘンリー・クレイ・ワーク 「ジョージア行進曲」

ここ数日グリドルスコーンを焼いている。薄力粉とBP、wetに水で薄めたヨーグルト、打ち粉をしなければ手に取れないほどのゆるい生地は数回真似事のように捏ねるだけ。私の持っているイギリスのレシピには12回捏ねる、とあるが、柔らかすぎてとても捏ねられた…

小説 丘の上から 秋の章 12

薄曇りの空が10時を過ぎる頃には厚い雨雲になった。遠くの方では雷鳴が轟き、あっという間に豪雨がやって来た。 強風でカフェの窓ガラスがビシビシと鳴る。横殴りの大粒の雨が酷くて外は何も見えなくなった。 びしょ濡れの姿でパトリックジェーンがカフェに…

幸せの黄色いハンカチ

昨日生まれてはじめてスケートボードに乗った。スケボーだ。無料動画でHow to を頭に叩き込み、怖々やってみた。テールに足の裏を密着させる。体重をかける。立ち上がったノーズを左足で押さえつけるようにして着地。バランス。左足裏をノーズから離す。降り…

ギムレットには早すぎる

今朝は寝坊したので発酵をオーブンにお願いした。今日は北京の焼餅だ。正式名称は忘れた。強力粉で発酵生地を作りフライパンで焼く。wetはお湯。オイルは菜種油。 粉を捏ねながら色々なことを考える。 今日は背広。スーツだ。私は男性はスーツスタイルでなけ…

貝がら 「にじ」

貝がらはバンド名で、「にじ」は歌の名前だ。今朝はこの歌を聴きながらイングリッシュマフィンを捏ねた。 先週からフォカッチャとか、普通のパンを捏ねている。もちろん毎朝ではない。スコーンしたり、パンケーキしたり、昨日はそば粉でポーポーを作ってみた…

Alone Again 〜Naturally

今日は診察日だった。切符を買おうとして所持金がまるで足りないことに気づく。うっかりしていた。行きの切符を買ったものの家に戻っている時間はない。朝早いためにATMも開いていない。戸惑うものの電車に乗りたい気持ちが勝って、とりあえずは来た電車に乗…

リッツカールトン

久々に走った。長女が一緒に走りたいという。朝5時、ショップでコツコツ買い集めた私のこだわりのランニングウェアを上から下までバッチリ決めて長女は玄関先でストレッチに余念がない。冬用は一揃いしか持ってないので私はあり合わせの登山ウェアとなった。…

Nat King Cole

「モナリザ」を聴いている。 堤真一が観たくて「クライマーズハイ」を観た。「モナリザ」が劇中流れていた。NHKの朝の連ドラはやっぱりもうなんとなくみられない感じになった。なんでみられないのかはわからない。連日みそびれる。そもそもテレビを観る習慣…

小説 丘の上から ①秋の章 11

マリの店の北の林を抜けたところにローザの家は建っている。ローザは兎ではなく女の子だった。そしてケージではなくちゃんとした家に住んでいる。しかしよく見るとドアは外側から南京錠が掛けられている。フライデーは手に余るほどの大きな鍵をジャケットの…

北京面食

マイケルポーラン「COOKED」を読み始めた。なかなか面白いことが書いてある。人は誰かが料理をしている光景を見ることで大切な何かを埋め合わせるという。そういえば私の脳内の面々も皆一様に台所好きである。作る見る食べる。である。 肝臓癌で亡くなった知…

when Rabbit Howls 兎がわめくとき

「When Rabbit Howls」は1987年にアメリカで出版されたDIDのライフストーリーだ。著者のトラデイチェイスは2010年に亡くなった。 私がこの本の存在を知ったのは2000年。買った記憶のない私物を部屋に発見したり、娘の高校の入学式で失神して運ばれたりした。…

ウイーン、わが夢の街

変なものを見た。 背広姿のサラリーマンが市役所脇の歩道をベッドのマットレスを肩から提げて歩いていた。マットレスは青い布で覆われており、男性は颯爽としている。一体どのビルへと向かっているのか。あの大きなマットレスはビルのドアを通るのか。果たし…