五百円

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イントロ真似したい、真似しますよ!っていう曲。

 

 

 

探しものをしていて別の何かが出てくる。今日出てきたのは完全に捨てたもの、と思いこんでいた文書。それは奇しくも数日前友人の一人が気にしていた私の交代人格についての文書だった。A43枚に印字された文書である。

 

かつてのわたし。脳内人格について他人に語ることは百パーセントほぼまるでない。このどうでもいいような開放感はおそらく寛解と言っていいのかもしれないが、依然として声も聞こえ睡眠中の喋りも闊達である。今でも自分の快活な寝言で目を覚まし起きる。

 

 

〇〇。ロサ・キネンシス・ビリディフローラ。グリーンローズ。珍しい緑色のバラ。年齢はない交代人格です。私の生まれた始まりのころから私と共にいました。生き抜くための力と明日への希望を私に与えるのが彼女の役目でした。今でも〇〇は私の傍らにいます。

 

赤いトナーで印字された最初の文書を読む。なかなか良い事が書いてあるではないか。これを書いたのは誰か(即座に吾なりとの脳内発言を聞く)。ふむふむ。ご苦労であることぞ。

 

数日前に中古衣料店でセーターと化繊のワンピースを買ったのは誰か(吾なりと返答有り)。どちらも五百円であった。なかなかな良き仕事。てかじゃあ私は誰?てなるよね笑。まあいいか。