https://open.spotify.com/track/76OVY0DqwPowteYvy9yjms?si=cAPPDt_ARTSP6-DWPRcvJA
スピッツ'不死身のヴィーナス'
ブッフ・ブルギニョン。牛肉のブルゴーニュ風煮込み。ミルポワ(漬け込み用の根菜)と赤ワインで肉を漬け込む。ブルゴーニュ。悪しきフランス。政略結婚。ジャンヌダルク。エスカルゴ。カタツムリはわたしのお友達。食べるなんてわたしは絶対にしないから。フォンド・ボー？ふん、ダシダでええやろ。
寂しさ②
https://open.spotify.com/track/4eF0Sku1fFBIQYAH7KFOYS?si=bQ2Fa8PoRcOMB__Kt7InZA
レキシ'出島で待ってる'
精神病なんてきっと寂しさ病なんだと思う。
寂しさ
https://open.spotify.com/track/4okemFndmfbjMZ4wBJCN0o?si=LsfsHZ9ZSlaqeylt62eqWQ
グレングールド'ゴルドベルグ変奏曲'
寂しさの定義は難しい。毎日忙しくしていても寂しさを感じる人もいる。
映画④
https://open.spotify.com/track/52SHZkmzfQ45oDIqc5Sgoj?si=Ksp8LNi6Tka42mKNsKO6ow
「3度目の殺人」。福山雅治と役所広司と広瀬すず。最後まで犯人はわからないまま役所広司は死刑になってしまい、一体この映画何言いたいの、と思う人はきっと多いんだろうな。だけど映画は物語じゃないですよ。映画作りが目指すものとはそれが男でも女でも何歳の人にでも、ニンゲンならば必ず訪れくるとある思いの輪郭を丁寧に描くことなんだな。不幸を抱えた人が予定調和自動的に聖人君子になるわけでもなく、前科のある人が衝動的機械的に罪を重ねるわけでもない。自分が今なにをしようとしているのか。まずは自分に語ること。この映画の通奏低音は'後ろめたさ'。保身で時間のないヒトは見たいものを見、考えたいことだけを考えがち。現実内心に沸き起こる`後ろめたさ'に真摯に向き合ってた福山雅治がめっぽうかっこよかったです。
レシピ⑩
https://open.spotify.com/track/5yPB0jQCIExxpyrvsAjlMM?si=wyq4HyntTCmifJcBuC_xSQ
わんわん物語'ララルー'
croque-madame(クロックマダム)。オーブントースターで焼く小さ目サイズ。Netflixのレイチェル・クーのやつでやってました。まずはベシャメルを作りますが粉とバター同量、牛乳もホントもう適当、このベシャメルは固めです。残ったら密閉容器で冷蔵庫で保存。
試してみて思いましたが食パンは6枚切りかな。耳を切り麺棒でぺしゃんこにのし、両面に溶かしバターを塗ります。この辺が手間。手にバターも付くし。でもこの手間が美味しさに繋がるんでもう嫌じゃない笑。バターの手のままバターにまみれた食パンをマフィン型にセット。手を洗って、ハム、卵の黄身、ベシャメル、チーズをのせ、仕上げに見えてるパンに溶かしバターを塗りオーブントースターへ。
マフィン型って食パンを詰めちゃうともうあまり入らないです。ベシャメルはスプーン一杯くらい。ですがチーズは多目が美味しいです。なんつうかそもそも美味しいもんしか入れてないから何にしても美味しいっちゃ美味しいんですがチーズの塩気が足りないと宜しくないですね。
食パンで囲まれてるので卵を固めに仕上げるってのは難しいです。半熟卵が嫌ならハムを増やして卵無しにしてクロックムッシュ。なんで卵有りがマダムで無しがムッシュなんやろ。
なんとか片手で頬張って食べれないかなとやってみますが結局手が汚れるんでフォークとナイフで食します。レイチェル・クー可愛いな。ホーローのボールが少々違和感ですが笑。
ステイホーム⑦
https://open.spotify.com/track/2OXr5pWder3bRTPqCByXyj?si=Mr9m4WzGS8C0FZZr-RdOJQ
ジブリオルゴール'人生のメリーゴーランド'
岩波文庫 エクトル・マロ作 津田穰訳「家なき娘(アンファミーユ)」(上巻)p71。ーお前は不幸になるでせう、ぼんやりしてしまうでせう。でも自棄(ヤケ)になつてはいけません。巴里で一人ぼつちになり、途方に暮れてしまつても。すぐにマロクールへお立ちなさい。金が足りたら汽車で、足りなかったら歩いて。巴里にいるより、道端の溝の中に寝たり、食べないでいたりするほうがまだ増しです。お前、約束してくれますね。
旅⑬
https://open.spotify.com/track/6yKkA8HzwWTZ5taIMaG4Nm?si=0_oT8_r5T9OlbDTDf47z-w
ビルエヴァンス・トリオ'my foolish heart'
その日は真実無計画。終点の米原で快速を降ろされたとき既に夜の10時を回っていた。金は無く切符は18切符。米原では大抵向いのホームで待つ快速に乗り換えだが見たところホームは空。寒々としていた。空腹で喉もカラカラ。トイレに行く時間だけがたっぷりとあった。駅員は近くにコンビニなどはないと言った。重い荷物をベンチに運び、なに45分待てばいいだけとさっきまで読んでいた開高健をカバンの奥深く押し込み井伏鱒二を探す。水中で二年間眠っていた山椒魚に私はその夜危ないところを助けられたんである。
