https://open.spotify.com/track/14IqE1jLbABdbUveSouikU?si=3jn5mgmgTKeQXh2kOS_nzQ
スピッツ'あわ'
空想が過ぎてとにかく泣く。友人は音楽家でクラシック音楽に詳しいのでそんなメンタルに寄り添う曲を沢山知っていてサミュエルバーバーやラフマニノフがいいらしいが実際聴いてみるとただ単純にメロディや響きが悲しい、というだけではなく悲しき景色の一部始終を先ずはつまびらかにし、そうした景色の只中に踏ん張って空を仰いで、それは晴れやかに私は悲しいのだと豪語してやまない。矛盾していない。悲しみといえど我が感情の一つに過ぎないのだ。私は悲しい。悲しい、そう私が。
私はどんどん替え歌を作る。百年前のイタリア民謡「チリビリビン」と百年てことはないが七十年前の南米の歌謡曲「コーヒールンバ」。
替え歌はパズルのように出来上がる。あれこれ出来た、とわかると早速iPhoneに書き込んで友人に送る。替え歌は歌詞だけでも楽しい。友人が聴きたいネー、と言ってくれたら鼻歌で歌う。zoomで鼻歌。
バナナバナナイカ、バナナバナナイカ。ルンバのリズムは332。イカじゃなくてエビだったかな、タコかな。